最近の物流関係のニュースに飛び込んきているものに、センコーと福山通運、日本郵便とロジスティードと共同輸送や資本業務提携を結んだというニュースがあります。これをなんと感じる企業か?感じない企業か? ここには大きな差が生まれるのかもしれません。(あくまで私の感覚ですが。) 長らく運送会社は激増する中で競争している時代が続きました。規制緩和による運送会社への参入が容易になったためです。しかし、これからは市場の縮小は余儀なくされ、労働者不足、規制の強化がされ事業者数は減少に転じていきます。前段にも書きましたように大手であっても何でもできることは当然なく、得意不得意がある中、得意分野や成長領域に集中して経営をしていき、苦手な部分を互いに補完していく提携が進んでいけば物流の効率化や安定化が増すことは明白だと考えます。『競争にこだわるより協業の時代』に移行していくべきだと思います。中小企業のオーナーは自分の居場所を守ろうとする傾向は当然強いのですが、弊社をはじめ協業する企業が増えている、または増えていく予測の中には様々な理由があるにせよ大手の協業のニュースは、その裏付けとなるのではないでしょうか。他社ともうまく手を結んでサービスの維持や強化につなげていきたいです。何でもできる大谷翔平となりたいところなのですが、弊社内のチームプレーと他社とのチームプレーと協業がうまくできるものが生き残っていき、社員の幸せもお客様の繁栄もそんな中にあると信じて日々研鑽していきたいと願っています。まだまだ奮闘したいと思います。